西洋医学では、冷えは主に自律神経のバランスが乱れて、手足や腰、下腹部などが冷える”症状”である、というとらえ方をされています。

一方、東洋医学での冷えは病気のひとつと考えられています。

身体が冷えると全身に流れる血液の量が減って新陳代謝が悪くなったり、内臓の機能が低下したりします。
そうすると、水がたまりやすくなってむくんだり、慢性的に疲労感を感じる、月経痛がひどい、気分が落ち込みやすいと言った身体の不調や不快な症状が現れるのです。

目次

冷え度チェック

手先の冷えはわきの下でチェック!

”冷え”の自覚症状がなくても体が冷えている可能性も。
わきの下に手のひらを挟んだ時にわきの下が温かく、指先がヒンヤリしてると感じたら、手&足先が冷えている危険性があります!

胃や腸など内臓の冷えも確認

わきの下の暖かさは内臓の温度とほぼ同じ。
手で、わきの下を触れたときの温かさと、おなかの表面の温度を比較してみましょう。
おなかの方がヒンヤリ冷たく感じたら、胃や腸などの臓器が冷えている可能性があります。

こんな生活をしている人は要注意!!

●冬でも素足でいることが多い
●生野菜やサラダをよく食べる
●お風呂にゆっくり入らないもしくはシャワーですます
●残業が多く、生活が不規則
●冷えた飲み物やアイスをよく食べる
●ヘビースモーカーだ

冷えが原因で起こる病気&不快な症状

*疲れやすい
*むくみ
*のぼせ
*肌荒れ
*頭痛
*めまい
*月経不順
*月経痛
*尿が近い・出にくい
*食欲がない
*便秘気味
*下痢しやすい
*風邪をひきやすい
*腰痛
*肩こり

冷え解消に努めましょう

もともと女性は脂肪が多いため身体が冷えやすいのですが、さらに

*エアコンのきいた部屋で冷たい飲み物を飲む。

*ミニスカートやミュールなど手足を出したファッション

*仕事での長時間の緊張など、ストレスによって交感神経が刺激を受けて末梢の血管が収縮してしまう

といったことも冷えの原因になっています。

冷えはさまざまな症状を引き起こすので、冷え解消に努めましょう!
身体を冷やさずに温めることが大切なポイント

食事や生活習慣に気をつけて身体を温めるようにすると、免疫力が高まって風邪などの病気にもかかりにくくなりますし、血流が増えると新陳代謝がアップして肌がキレイになるなど、嬉しい変化が現れます♬
 

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