ある調査によれば、20代以上女性の約8割が冷えに悩んでいると言われています。
女性は、熱を作り出す筋肉が少ない、ホルモンバランスが崩れやすい、低血圧や貧血が多い…といったことから冷えに悩まされることが多いのです。
冷え性では「手足が冷たい」「夜眠れない」という悩みも勿論つらいですが、冷えから「慢性疲労」「むくみ」「リウマチ」へと発展する可能性もあると言われており、他の病気とも密接にかかわっているのです。
冷え性は、他の部分は温まりあまり冷たくないのに、手足の先などが温まらずに冷えている”血行不良”の状態。
毛細血管に血液が行き渡らない状態が続くので手足の先が冷たくなってしまうのです。
体温が下がれば、血流が悪くなり、身体のすみずみまで栄養や酸素が届かなくなります。
逆に体温を1℃上げるだけで免疫力が上がるだけでなく、肌つやが良くなったり、肩コリ、むくみなどの症状が出にくくなることもあるのです。
平均体温が35℃の人 | ・朝、身体がだるくてつらい
・肌の調子がよくない ・やせにくく太りやすい |
平均体温が36℃の人 | ・朝の目覚めがスッキリ
・透明感、ハリのある肌 ・太りにくいスッキリボディ |
目次
冷えは万病のもと
平均体温36.5℃を1℃以上下回る低体温の人が増えています。
身体の中の酵素が最も活発に働いて強い免疫力を保つことができるのは36.5℃ですが、体温が1℃下がるだけで免疫力は30%も低下。
また、がん細胞が活性化するのは35℃台といわれています。
冷えを放っておくと、あらゆる万病につながるともいわれています。
低体温の人はどうして太りやすいのでしょうか?
「少し食べただけですぐ太る」のは、冷えに関係があります。
健康的な体温の人は、めぐりがよくエネルギーの生産能力が高いため、食べた栄養(ブドウ糖)をすぐエネルギーにします。
ところが、低体温の人は、めぐりが悪くエネルギーに変えることができないため、元気が出ないばかりか、余ったブドウ糖が脂肪になり太りやすくなるのです。
まずは、身体を温めることがスッキリボディへの第一歩です。