冷え対策には、身体の中からのケアも大切です!
毎日の食生活は、その基本。
身体を温める食材を積極的に摂って冷え知らずの身体をつくりましょう。

 

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目次

ショウガ

冷えを解消する漢方としても古くから親しまれています。
生で食べるのと加熱して食べるのとでは、その役割が違います。
生のショウガに含まれる”ジンゲロール”は、殺菌力があるので風邪をひいたときにもオススメです。
加熱したショウガや乾燥ショウガに含まれる”ショウガオール”は、血行を促し、身体の中から温める働きがあります。

長ネギ

古くから薬効を期待される野菜として親しまれている長ネギ
白い部分に含まれる独特の香りの元である”硫化アリル”は、胃腸の働きを助けて新陳代謝を活発にする作用があります。
また、”アリシン”は、ビタミンB1の吸収を促進する働きがあります。
糖分を分解し、エネルギーの生産を助けるので、冷えにくい身体をつくるためにも役立ちます。

ごぼう

食物繊維を豊富に含むごぼうは、腸を綺麗にする野菜としても親しまれています。
さらに、ごぼうのもうひとつの注目成分は”サポニン”
血管のさびを防ぐ成分として高血圧予防が期待されている成分ですが、同時に血液の流れがよくなるので、冷え予防対策にもピッタリ。
利尿作用もあるので、手足のむくみを感じやすい人にもオススメです。

にんにく

スタミナ源として人気のにんにくは、寒い季節には冷え性の人に欠かせない食材です。
にんにくの独特の香りは”アリシン”という成分ですが、たんぱく質を分解したり、新陳代謝を促す作用があります。
また、”スコルジニン”という成分は、末梢血管を拡張するので血行を促進します。

とうがらし

とうがらしのたっぷり入った料理を食べて汗をかくのは、”カプサイシン”によるもの。
辛さの元となっているこの成分には、中枢神経を刺激し、副腎皮質からアドレナリンを分泌させて血流量を増やす作用があります。
食べると身体がぽかぽか温まる即効性もポイント!

すっぽん

コラーゲンやアミノ酸がたっぷり含まれていることで美容を気にかける女性たちに愛され続けている高級食材すっぽん。
アミノ酸は、自律神経の働きを調整する作用もあり、冷え性対策にも欠かせない成分です。
さらに、すっぽんに豊富に含まれる鉄分が、血液を通して身体のすみずみにまで酸素を運ぶ作用を促すので身体の中から温まります。

発酵食品

もともとの食材を酵素の働きで発酵させることによってさまざまな栄養成分が生まれる発酵食品は、健康促進に役立つと近年、人気を呼んでいます。
現代人の食生活は、体内酵素が不足しがちだと言われていますが、すでにかなりの栄養素が酵素で分解されている発酵食品は味わい深く、栄養価も高いのが特徴です。

 

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